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フックドラグに興味をお持ちの皆さん、こんにちは!
「フックドラグってなんだか難しそう…」「何から揃えたらいいの?」そんな風に思っていませんか?ご安心ください!フックドラグは、実はとてもシンプルな道具と材料で始められる、奥深い手芸なんです。
この記事では、あなたがフックドラグの世界にスムーズに足を踏み入れられるよう、これだけは揃えておきたい必須の材料と道具を厳選してご紹介します。一つずつ丁寧に解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
これがなきゃ始まらない!フックドラグの必須材料
フックドラグは、主に「布」と「土台となる布」があれば始められます。
1. ラグフッキング用の布(ウール布がおすすめ!)
フックドラグの主役となるのが、ループやカットにして刺し込んでいく布です。
- ウール布: 最もポピュラーで、フックドラグに最も適した素材です。その理由は、ウールが持つ豊かな風合いと耐久性。使い込むほどに味わいが増し、長く愛用できるラグになります。古着のウールセーターやブランケット、毛布などを活用することもできますし、手芸店でラグフッキング用に裁断されたウールストリップを購入することも可能です。色の種類が豊富なので、あなたのイメージに合った布を選んでみましょう。
- その他の素材: コットンやアクリル、リネンなども使用できますが、ウールに比べて刺し心地や仕上がりの風合いが異なることがあります。まずはウールから始めるのがおすすめです。
2. 下絵付きの土台布(基布、パターン)
フックドラグのベースとなるのが、下絵が描かれた土台布です。
- 麻布(リネン): 一般的に「麻布」と呼ばれる、目の粗い生地が使われます。ループをしっかりとホールドし、安定した作品を作るのに適しています。フックドラグ用の麻布は、目が均一で強度が高いのが特徴です。
- リプロデュースド リネン(リネンブレンド): 麻と他の繊維が混紡されたものもあります。初心者の方には、あらかじめ図案が印刷されている「パターン」として販売されているものが便利です。自分でデザインをしたい場合は、無地の麻布にチャコペンなどで直接描くことも可能です。
フックドラグの作業効率をUP!必須の道具たち
材料が揃ったら、次は作業を助けてくれる道具たちです。
1. ラグフック
フックドラグの名の通り、布を刺し込んでいくための専用フックです。
- 持ち手の形と材質: 木製やプラスチック製など様々なものがありますが、大切なのは「持ちやすさ」。実際に手に取って、自分の手にしっくりくるものを選びましょう。長時間作業する上で、手への負担が少ないものを選ぶことが重要です。
- フックの太さ: フックには、布の幅やデザインによって様々な太さがあります。一般的には、中細程度のものが汎用性が高くおすすめです。細いものは繊細なデザインに、太いものは大まかなデザインに適しています。
2. フックドラグフレーム(または木枠)
作品を安定させ、布をピンと張るためのフレームです。これがないと、布がたわんで刺しにくく、仕上がりも不均一になりがちです。
- 木製フレーム: 多くのフックドラガーが愛用しているのが木製の専用フレームです。スパイクや滑り止め加工が施されており、布をしっかりと固定できます。作品のサイズに合わせて様々な大きさがあります。
- 刺繍枠やキルティング枠: 小さな作品を作る場合や、まずは試してみたいという方には、手芸用の刺繍枠やキルティング枠でも代用可能です。ただし、ある程度のサイズになると専用フレームの方が圧倒的に作業がしやすいでしょう。
3. ストリップカッター(または布切りハサミ)
ウール布を一定の幅にカットするための道具です。
- ストリップカッター: 大量の布を効率よく、均一な幅にカットできる専用の道具です。手動タイプや電動タイプがあります。ラグフッキングを本格的に続けるなら、持っておくと非常に便利です。
- 布切りハサミ: 初めての方や、まずは少量から試したい場合は、切れ味の良い布切りハサミで十分です。定規とチャコペンを使って印をつけ、丁寧にカットしていきましょう。カッターマットとロータリーカッターも併用すると、よりきれいにカットできます。
4. その他あると便利なもの
- マーカーペンやチャコペン: 土台布に下絵を描く場合に使用します。水で消えるタイプや熱で消えるタイプなどがあります。
- 目打ち: 刺し間違えた時にループをほどいたり、細かい作業をする際に役立ちます。
- 滑り止めシート: 完成したラグを床に敷く際に、滑り止めとして使用すると安全です。
さあ、フックドラグを始めよう!
いかがでしたか?「フックドラグを始める前に!必須材料&道具リスト」として、基本的なアイテムをご紹介しました。
これらの材料と道具が揃えば、もうあなたはフックドラグを始める準備万端です!最初は小さな作品からで大丈夫。一枚一枚、自分の手で布を刺し込んでいく喜びをぜひ味わってみてください。
もし「もっと詳しく知りたい」「この道具はどんなものを選んだらいい?」といった疑問があれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。次回は、今回ご紹介した材料や道具を実際に使って、美しいフックドラグを作るための「ウール布の選び方」について深掘りしていきましょう!
あなたのフックドラグライフが素晴らしいものになりますように!